オオタカ(またはハイタカ)
オオタカの幼鳥と思われる鳥が、こっちをニラんでる
前に撮ったオオタカと親子かも……?
上の写真が、この日最初に撮れた一枚だ。少し前にこのブログで、オオタカかハイタカか不明なまま記事と写真をアップしたのだが、この写真は、そのほぼ同じ場所で撮ったものである。
仮定ばかりでもうしわけないが、以前撮ったものをオオタカの親(明らかに大きさがちがう)、こちらを子だと想定してみた。親を撮ったのは今回の場所のほとんど真上で、川を見おろす小高い山のほぼてっぺんの木に留まっていた。川面からだと高さは7、80m以上あったかもしれない。
前回撮影したのとまるで同じ場所
そのほぼ真下が、今回の写真を撮った場所。つまりこの幼鳥がいた、その真上のあたりで前回親と思えるオオタカの写真を撮ったことになる。さらに仮定に仮定を重ねていくと、当然、この付近に巣があって子育てしていたんじゃないか、そんな考えも浮かんでくる。巣立ち前後の子だったんじゃないか、とか……。
この写真、自分のPCのディスプレイ上だと拡大してあまり画質も荒れずに大きく見られるのだが、それをデータとして保存する方法がわからない。そのため小さな写真のまま公開せざるをえないのだけど、拡大して見てみると黄色くて太い脚がのぞいている。
さすが猛禽類といった感じで、体はさほど大きくないのに、やけに不釣り合いな頑丈そうな脚という印象を受けた。さらに、歩きかたも本当にヨチヨチと表現したくなる感じだったので、(もしかして幼鳥?)と思った次第だ。
どうやって来て、どうやって去ったのかが謎……
自分がカメラを向けている間は、一度も飛ぶところを見なかった。終始歩いていただけだ。この場所でも高さ3、40mはある。万一落ちたら大変だから、まさか飛べないということはないと思うが……。
あまりに長い時間同じ場所にとどまっていたから、さすがに飽きてきてちょっとぐるりと散歩してきて戻ったら、すでに姿は消えていた。
この親子じゃないかというのは、自分なりの想像というか(もしそうだったら楽しいな)という妄想なので、そう思って読んでもらえれば幸いだ。この場所には何度も足を運んでいるが、その後オオタカ(かハイタカ……しつこい笑)を見かけたことはない。残念だ。
この擁壁の直下は川幅が広いプールになっていて、これ以上近づけないので仕方ないのだが、くれぐれももう少し大きく撮れなかったかと後悔している。
ちなみに、これも以前、ハヤブサ2羽の飛翔を動画で撮ることに成功したのだが、それもここから数百メートルしか離れていないところだ。カワセミとヤマセミの定点観察も同じ場所なのだ。
まさに野鳥の楽園じゃないかと、ビックリさせられるようなところである。
〈オオタカ〉とは?
・ワシタカ目 ワシタカ科 全長約50cm
・林内やその周辺の開けた場所で、カモやハト、小鳥などを捕まえて食べる
・昔から鷹狩りに使われた猛禽類の一種で、ツルなど大型の鳥の狩りにも使用
・都市開発で繁殖場所が減り、個体数も減っている
・秋冬になると農耕地などに姿を見せることもある