世界の裏庭

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【見つけた図鑑◉野鳥】オオタカ(か……ハイタカ)

●オオタカ(ハイタカ?)

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オオタカかハイタカ。あいまいで、しかも小さくて申し訳ない……

川を見おろす枯れ木の枝先にいたオオタカ

 この鳥がいる場所は、川沿いにある堰堤上の広いプールだ。留まっていたのは、ほぼ垂直の崖にはえていた枯れ木の枝先。プールにはカモなどの水鳥がたくさんいたから、それを捕まえようと見ていたのかもしれない。

 正直、距離はかなりあった。川幅も広いし高さもあったから、自分との距離は7、80mぐらいだっただろうか。なのに持っているのは、オリンパスのコンパクトデジカメ。光学式24倍ズームがよくて買ったものの、そのときはまさか自分が野鳥を撮るようになるなんて想像もしていなかった。

 しかも、このオオタカを撮影した時点では、まだカメラにろくに慣れていなくて、光学式+デジタルのズームも使えることをまだ知らず。ダブルだったら、画質は多少あれたはずだがもっとずっと大きな写真をアップできたはずだ。惜しい。

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こっちに気づいて体が向き直っているところ

枝に留まった猛禽類の写真は珍しい 

 野鳥のしろうとが猛禽類を、しかも飛んでいないところを撮影できるというのはけっこう珍しいことだと、あとで調べていてわかった。

 じつはこのあとも同じ場所に何度か足を運んで、猛禽類の子どもらしき写真も撮影している。もしかすると、これが親鳥で、その子どもじゃないかと想像しているのだが……。

 猛禽類とはいっても、どこか幼さを残す若鳥はかわいらしい。できればその写真も近々公開できればと思っている。その時点で、できれば種類の同定をしておきたいのだけど、いかんせん猛禽類というのは野鳥を専門に観察している人でも簡単じゃないということなので、できるかは不安だが。

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頭を低くして身がまえている。この後、飛び去っていった

 〈オオタカ〉とは?

・ワシタカ目 ワシタカ科 全長約50cm

・林内やその周辺の開けた場所で、カモやハト、小鳥などを捕まえて食べる

・昔から鷹狩りに使われた猛禽類の一種で、ツルなど大型の鳥の狩にも使用

・都市開発で繁殖場所が減り、個体数も減っている

・秋冬になると農耕地などに姿を見せることもある

 

ワシ・タカ・ハヤブサ識別図鑑

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