●『シチズンフォー/スノーデンの暴露』 国家はあなたを監視している
スノーデン氏のニュース
観た感想をまとめたら公開しようと思い、そのまま放置していたこのドキュメンタリー映画。
ついさっき……
「スノーデン氏 ロシアで永住権を獲得」
……というネットニュースを見つけたので、とりあえずアップした。たしか、このドキュメンタリーを撮影した後に亡命したような。
このエドワード・スノーデン氏は、CIA(アメリカ中央情報局)の職員だった人だ。アメリカ政府が、非常に細密で広範囲のインターネット等の情報をもとに、国民を監視している事実を暴露した。
それなりに高い役職についていた人で、いろいろな情報取得の背景を自分で見ることができたことで、国家による恐ろしいほどの情報収集を、白日のもとにさらすべきと判断したようだ。
身の危険を感じて亡命
映像のなかでも、やはり命の危険を感じていると語り、表情も引きつっていたように記憶している。そんなこんなの背景から、敵対するロシアに亡命したのだろう。ただしニュースによれば、ロシア国籍を取得する意思はないそうだ。
ウィキリークス創設者のアサンジ氏のときも、これと同じような構図だったと思う。アサンジ氏の場合は第3国(スウェーデン)に亡命して、そこで事件の被告にまつりあげられた、というおまけまでついた。
インターネットがないと仕事も生活も成り立たないほどの時代だけに、すごく気になるし、知っておいたほうが「個人情報の自己防衛」にもつながるかもしれない。