●廃線跡
車で走っていたら、道路に沿ってちょっと高い場所を、線路のようなものが走ってるように見えた。
そっちに向かっている細道を曲がり進んでいくと、やっぱり廃線跡だった。初めて見る場所。
道路との境には、枕木なのか、道の両側にすっかり古くなった角材が積み上げられていた。
昔はこの辺を単線のローカル鉄道が走っていた。が、まさか何十年もたった現在も、線路がそのままの残っているとはまったく知らなかった。
もしかしたら、いつか何かのかたちで生かせると考えていたのだろうか。それとも、撤去する費用が膨大になるから、このままでも邪魔じゃないし土地もあり余ってるから、まあいっか! とでもなったのか……