●国鉄バス『鬼死骸停留所』
↓ 旅先でこんなものを発見して、びっくりしたので公開する。
映画のロケ地とかじゃない。ロケで使ったものを残してある、とかでも全然ない(と思う)。
旅先で、たまたますごい地名を見かけて、車を停めてよくよく見てみたら、なんだかいろいろあったので写真を撮ってみた。うーむ……。
ブログを書くためネットで検索したら、いくつも出てきたので、もしかして知ってる人も多いのかもしれない。私はまるで知らなかったので驚いたけど。
「鬼死骸村」という地名は、平安時代の武将・征夷大将軍の坂上田村麻呂の時代までさかのぼるほどの歴史ある地名とのこと。
近くには「肋石(あばらいし)」もあるそうだが、私は未確認。ちなみに、ここからかなり離れたところに、そこそこ知られた「鬼首」という地名がある。
「はねられた首のほうは宮城県方面へ飛ばされたと伝えられています」と、バス停内の机に置かれていた資料に記されていた。たぶん飛んだ首がそのへんに落ちて、地名の由来になったんじゃないかと思う(ただの推測)。
「鬼死骸」「鬼石」「肋石」そして「鬼首」……うーむ。
首を投げた人が誰なのか、現代のわれわれには知る由もない。だが重い頭部をそれだけの距離飛ばせるとは、なかなか良い肩をしていたんだな、と思う。