世界の裏庭

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◉プランターの苔の4月

● 苔は元気。でも、どんぐりの木が……

 今年の春の終わり頃から、苔にぴょろぴょろと胞子らしきものが伸びてきた。↓

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長く伸びてきた胞子(?)

 ↓ こちらは、同じプランターの離れた場所にある苔。見えにくいかもしれないが、ここにもたくさん胞子が伸びているのがわかる。

 こういう短いのはこれまでも見たことがあるんだが、上のような長いのを見るのは初めて。なんだか、ナウシカの腐海にでも生えてそうな……

(以前もどこかで使ってる表現な気がするので)

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こっちの胞子は短いが数が多い

 苔というのは、こうやって増えていくそうだから、まずまず順調だ。さらにプランター内のあちこちに、小さな苔のコロニーが増えてきてる。

 問題は、肝心のどんぐりの木の新芽の大半が、どうやら芽吹きそうもないこと。去年の冬、芽をたくさんつけてた。でも春になって暖かくなってきてもそのまま。芽吹きそうな感じがない。

 ためしに、いくつかの芽を爪でほぐしてみたら、中も茶色。枯れてる……

 去年の猛暑のとき、ついうっかりして水やりをしばらく忘れていたことがあった。たぶん、そのせいだ。

 どんぐりの木は昔からの薪炭材で、伐っても脇の根から萌芽してくるほど強い樹種。根っこは丈夫なはずだから、下のほうの芽が芽吹いてくれるのを待ちたい。

 何しろ、このミズナラは20年以上も生きているので、どうか枯れないでほしいものだ。

(誤字訂正による更新)