●ラジオっていいよね
唐突だが、ラジオが好きだ。最初に聴きはじめたのは中学生のころで、たぶんオールナイトニッポン。その後、小説を読むようになって、あらゆるジャンルの本を読むようになって、すっかりそっちにのめりこんでいくようになった。
あるていど年をとってきて、何年か前に寝る前にたまたまラジオを聴くようになり、長い空白期間をへてふたたびラジオにはまるようになった。
「福山雅治 福のラジオ」 東京FM
正直にいって、福山雅治の楽曲は特別好きなわけじゃない(ファンの方ごめんなさい)。でも結婚してからこっち、相変わらずラブソングも多いけど、特にそれ以外の曲の歌詞で深みを感じる曲が多くなっているように感じる。
この番組では、大泉洋のスーパースター・ネタも自分でネタにしてるところが好きだ。オールナイトニッポンで土曜深夜にやっていた頃から、好きなパーソナリティー。お笑いのセンスがとても性に合っている。
・ラジオ深夜便 NHK
この番組を聴くようになったのは、年のせいだろうと素直に思う。ゲストには外れも多いけど、ときどきすごく興味深い人が出てきて、眠る時刻が遅くなってしまうこともある。
夜になかなか寝つけない老若男女の、心のよりどころになっている番組じゃないのかなと思っているんだが、どうだろうか。
・爆笑問題の日曜サンデー TBSラジオ
なんといっても、ネーミングが抜群にすばらしい。日曜サンデー……誰がつけたのか知らないが、すごく昭和な感じがする。コーナーによってばらつきはあるものの、爆笑問題の2人のバランスの良さが随所に感じられるところがいい。
メリットは「ながら視聴」できること
コロナ禍のなか、公私ともに疲れる状況にいる人も多いと思う。個人的な想像では、そのうちインフルエンザと同じようなポジションの病気になっていくんじゃないかと、(希望的観測としては)考えているが、どうなんだろう。
こんな社会、仕事、個人的状況の中で、なんとなく自分に寄り添ってくれているような錯覚を覚えるラジオは、もっと見直されてもいいような気がしている。そういえば三谷幸喜監督の『ラジオの時間』という楽しい映画もあったな。
何より「ながら視聴」ができるのが最大の利点だと思う。ラジオ、聴いてみませんか?