どんぐりの木の11月
紅葉したプランターのどんぐりの木
プランターで育てているどんぐりの木、ミズナラが紅葉しはじめている。紅葉する木の葉っぱの中で、個人的に一番好きな色合いが、このミズナラの紅葉だ。
紅葉、黄葉と木によって本当に千差万別の色に染まる季節だが、ミズナラの深紅色というべき深みのある紅葉は、本当にほれぼれする。ただ、今年はいまいち色に強さがないようだ。
年によって色合いがけっこう違うのだ。どんぐりから育てて23〜24年になるけど、これまでの観察によれば、寒ければ寒いほど色は鮮やかになる気がする。ミズナラはブナと混交林をつくるか、またはブナ林のすぐ下で純林になるという樹種で、もともと標高が高く寒い場所に育つ木だからだ。
でも今年の夏、水やりを忘れてあやうく枯らしそうになったところから、よくここまで立ち直ってくれたと思う。
苔の生育も順調!
一方、こっちは植えてから7〜8年のコナラとカエデの混植プランター。たしか去年だと思うが、根元に苔の玉を2個ほど移植したのだけど、それは順調に育っている模様。
驚いたのは、今年の秋口ごろから少し離れた場所に別の苔が生えはじめ、それがどんどん増えていることだ。まるで、せまいプランターの中の陣取り合戦を見ているようだ。でも、苔の陣取り合戦なら大歓迎。
どんぐりの木のプランターも、この紅葉が終わって落葉しい、そして冬芽をつけて翌年の春を待つことになる。