●苔は順調。でも、ミズナラの葉は壊滅的……
ここ【世界の裏庭】には、プランターが2つある。ミズナラ1本だけのものと、コナラとモミジを7、8本混植したものだ。
↓ これは個人的なシンボルツリーである、樹齢20年を超えるミズナラ。
シンボルツリーのくせに、ずいぶんとしょぼい感じだが……このように無残なほどの喰われようである。
これだけ緑の葉が減ったというのに、ついこの間まで、まだ毛虫がついていたほどだ。
ところが、おもしろい(というのもおかしいが)のが、すぐ隣のプランターに植えてあるコナラ(これもドングリ)やモミジの葉はあまり喰われていない、という事実 ↓
たぶん、ミズナラの葉は特別においしいんだろう。毛虫がむしゃぶりつきたいぐらい。
でも、これまでも自然のなすがままにしてきたので、毛虫を見つけても取ったりしない。森で拾ってきたドングリを植えて、そのまま育てているから、基本、丈夫なんだと信じて。
苔は順調そのものだ。まめに水やりしているせいか、苔の生息域がちょっとずつだが増えてきている。
↓ これは去年見つけた、きれいな銀色のようにも見える苔。これも順調。
去年は、ちょうどいまぐらいの時期に、苔がまさかのダンゴムシに喰い荒らされるという事態になり、焦った。見ていたら、どうもプランター底の水抜き穴からダンゴムシが侵入していたらしかった。プランター内の土の中から、ぞろぞろとダンゴムシが出てきたから。
で、プランターの底をレンガの上にのせるという対策をうった。それが功を奏したのかはわからないが、今年は現時点でダンゴムシも現れていない。
2つのプランター内の土が、びっしりと苔におおわれて、緑のじゅうたんみたいになる日がくるのを夢見ている。