世界の裏庭

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【見つけた図鑑◉野鳥】ジョウビタキ

●ジョウビタキ

 


ジョウビタキ

https://youtu.be/89LAXs1_E0U

本当にきれいな茶色の腹(オス)

 さっき初めてジョウビタキを撮れたので、撮れたてのホヤホヤを公開。

 いまだにヤマセミとカワセミが諦めきれずに、いつもの定点観察の場所へいってみた。やっぱりお目当てはこなかったが、地面でしきりに動いている鳥を発見し、すぐにカメラを向けた。

 撮影時点では不明だったが、ジョウビタキだった。初めてだ。動きを見ていると、やけに動作というか仕草が荒々しい感じを受けた。

 くちばしでつまんで振り回したりしているのは、もしかして……エサ? もしや、何かの幼虫? ようやくエサを見つけて荒ぶってしまい、地面にぶつけたり振り回したりして、興奮状態だったとか。

 あるいは、ヤマセミやカワセミのように、飲み込んでから中でエサが暴れないように息の根を止めてる……のか。動画の後半は、もっとアップで撮りたいとズームしたら、手前の小枝にピントが合ってしまい、逆に鳥はピンボケに……でもこれがエサだったら、ピンボケでよかった。幼虫はあまり得意じゃないから。

 結局真相はわからずじまいだけど、こんなに小さな鳥でも、やはり野鳥は野鳥、家禽とちがって野の鳥なんだなと、つくづく感じさせられる(本当にエサだとしたらね)。

同じヒタキと名がついても科は別?

 調べていて面白いなと思ったのは、ヒタキの仲間はいろいろいるが、キビタキやコサメビタキはヒタキ科だけど、ジョウビタキやルリビタキはツグミ亜科というところ。

 具体的には全然理解できてないけど、似たような名前がついていてもちょっと別の種類、ということなのかな。生物の分類のむずかしさと、奥深さを思う。

〈ジョウビタキ〉 尉鶲

・スズメ目 ヒタキ科ツグミ亜科 全長約14cm

・冬に日本にやってくる渡り鳥。庭などにもあらわれ「ヒッヒッヒッ」と鳴くときに尾羽を上下にふる姿がかわいらしい

・エサは虫などで空中捕食をする

・農耕地や河原、明るい林のふちなど。全国に冬鳥としてくる