●ジョウビタキ
本当にきれいな茶色の腹(オス)
さっき初めてジョウビタキを撮れたので、撮れたてのホヤホヤを公開。
いまだにヤマセミとカワセミが諦めきれずに、いつもの定点観察の場所へいってみた。やっぱりお目当てはこなかったが、地面でしきりに動いている鳥を発見し、すぐにカメラを向けた。
撮影時点では不明だったが、ジョウビタキだった。初めてだ。動きを見ていると、やけに動作というか仕草が荒々しい感じを受けた。
くちばしでつまんで振り回したりしているのは、もしかして……エサ? もしや、何かの幼虫? ようやくエサを見つけて荒ぶってしまい、地面にぶつけたり振り回したりして、興奮状態だったとか。
あるいは、ヤマセミやカワセミのように、飲み込んでから中でエサが暴れないように息の根を止めてる……のか。動画の後半は、もっとアップで撮りたいとズームしたら、手前の小枝にピントが合ってしまい、逆に鳥はピンボケに……でもこれがエサだったら、ピンボケでよかった。幼虫はあまり得意じゃないから。
結局真相はわからずじまいだけど、こんなに小さな鳥でも、やはり野鳥は野鳥、家禽とちがって野の鳥なんだなと、つくづく感じさせられる(本当にエサだとしたらね)。
同じヒタキと名がついても科は別?
調べていて面白いなと思ったのは、ヒタキの仲間はいろいろいるが、キビタキやコサメビタキはヒタキ科だけど、ジョウビタキやルリビタキはツグミ亜科というところ。
具体的には全然理解できてないけど、似たような名前がついていてもちょっと別の種類、ということなのかな。生物の分類のむずかしさと、奥深さを思う。
〈ジョウビタキ〉 尉鶲
・スズメ目 ヒタキ科ツグミ亜科 全長約14cm
・冬に日本にやってくる渡り鳥。庭などにもあらわれ「ヒッヒッヒッ」と鳴くときに尾羽を上下にふる姿がかわいらしい
・エサは虫などで空中捕食をする
・農耕地や河原、明るい林のふちなど。全国に冬鳥としてくる