●アオサギと巣
いつもの川に、またアオサギがいた。以前、川から突き出した流木の中に、巣のようなものを発見した同じ場所だ。
小枝をしきつめて作られたような巣が、手前に見えている。前に見たときは、この巣のなかにしゃがみこんで、じっと動かなかった。
今回は、ずっと巣の近くにはいるものの、しゃがむようなようすは見えなかった。
この日はとても強い風が吹いていた。そのためかわからないが、見ているとアオサギは少し離れた場所の、ちょうど風裏になる崖近くの流木に飛び移った。
でも、やっぱり巣らしきものののそばからは離れようとしない。
どうしてずっとこの巣らしきものの近くにいるのか、その訳を知りたいんだけど……観察を継続するつもり。