● マンションに帰って郵便受けを開けたとき、敦子の息が止まった。 あの手紙だ、と思った。 切手が貼られていない、例の手紙がまた入っていた。封筒をとり出し、早足でエントランスを抜けてエレベーターホールに向かう。無人で降りてきたエレベーターに乗り…
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