世界の裏庭

読書、映画、創作、自然など

2020-07-13から1日間の記事一覧

『その男、椎名』第4・5章-3

「それってもしかして、僕が警察に一一〇番通報の電話をしてたときの声じゃないですか? 人間って気絶してても耳は聴こえてるもんなんですね」 瀬川はそこで慌てて片手を左右に振ってみせた。 「だからほら、夢か現実だったのか自分でもわからなかったから。…