世界の裏庭

読書、映画、創作、自然など

『朗読者』  ベルンハルト・シュリンク

『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク 新潮社クレストブックス(現在は新潮文庫) 朗読者(新潮文庫) 作者:ベルンハルト・シュリンク 発売日: 2019/06/07 メディア: Kindle版 刊行当時は、かなり話題になった小説だ。 根がへそ曲がりなこともあって、ベスト…

【見つけた図鑑◉野鳥】カモの大群

●カモの大群 カモの大群 これは数日前の動画。カワセミの定点観察をしている川にいってみたら、カモの数がすごいことになっていて、他の野鳥が撮れなかったので、思わず撮影。 広い池か沼にも見えるかもしれないが、これは堰堤上の広いプールで、画面左が上…

【おすすめ傑作選◉読書】『スナーク狩り』宮部みゆき

『スナーク狩り』 宮部みゆき 光文社文庫 今回は面白い構造のミステリー小説をご紹介。 物語冒頭から、複数の人物が登場してくる。おじさん、青年、美人、男……少しだけつながりのある人、または、まるで接点のなかった人たちが、ちょっとずつ何かに導かれる…

【どんぐりの木と苔の2月】

●どんぐりの木と苔 新入りの苔も順調に生育 胞子で自然に増えてきてるのか? どんぐりから育てた樹齢24年のミズナラ 新入りの苔も順調に生育 気がついたら、しばらくどんぐりのプランターの写真を撮っていなかったので、外に出てプランターを見てみた。 苔か…

【見つけた図鑑◉野鳥】コゲラ

●コゲラ コゲラ2021.2.7 https://youtu.be/eDRzfik6aKI このコゲラを見つけた場所は、いつもの定点観察の川原。寒い季節になってからはカワセミをとんと見かけなくなったのだが、昨年から今年にかけてキツツキの仲間、なかでもコゲラを見かけることが多くな…

『大誤解』22 (完結)

● ファミリーレストランの一番奧のボックスに絹江はいた。頭に巻かれた包帯でわかった。向かいには若い男が腰かけていた。山科は、ななめ向かいの席に背中を向けて座った。メニューも見ずにアイスコーヒーを注文した。ドリンクバーから戻ってきても二人は話…

『大誤解』21

● 敦子はあるマンションの前に停めた車の中にいた。夜の十一時過ぎだった。後ろのシャイルドシートでは雄介が眠っている。いつ起きてぐずり出すかわからない子どもをひとり置き去りにして、部屋を開けるわけにはいかなかった。このまま状況を放置できないと…